私がスペイン巡礼を知ったきっかけの話。

みなさんはどんな経緯でスペイン巡礼を知ったのでしょうか?

私の周りに知ってる人が全くいないので、少し興味深いです。

 

私は映画を観てスペイン巡礼を知りました。

忘れもしない2015年2月。

当時なぜか映画を観ることにハマっていて、メジャーな映画よりも聞いたことのないタイトルをわざとランダムに選んで観ていました。

その中の一つがこれ。


映画『星の旅人たち』予告編

「星の旅人たち」です。

カリフォルニアの眼科医トム・エイヴリーは、ある日、自分探しの放浪の旅に出たまま疎遠になっていた1人息子ダニエルが、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の初日にピレネー山脈で嵐に巻き込まれて亡くなったと知らされる。息子の遺体を引き取りに、スペインとの国境近くのフランスの町サン=ジャンにやって来たトムは、ダニエルの遺品のバックパックを背負い、ダニエルが辿るはずだった巡礼の旅に出ることにする。行く先々でダニエルの遺灰を撒く中で、トムはダニエルの存在を強く感じる。

そんなトムは、偶然出会ったオランダ人のヨスト、カナダ人のサラ、アイルランド人の作家ジャックと共に旅をすることになる。はじめのうちは彼らに頑なに心を開こうとしなかったトムも、様々な出会いと経験を通じて徐々に打ち解けて行く。

目的の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラに辿り着いた4人は、そこで別れるつもりだったが、トムのムシーアへの旅に他の3人も付き合うことにする。それは旅の途中で出会ったジプシーの男イズマエルがトムに告げた「息子の遺灰をムシーアの海に撒け」との言葉に従う旅であった。

ムシーアの海を前にした4人。トムを残して3人がその場を去ると、トムはダニエルの存在を強く感じながら、ダニエルの遺灰を海に撒く。そしてトムはかつてのダニエルのように旅に出る。

 

観た時の感想としては「なんか楽しそうだなー。でも時間ないし、歩くとしたら定年後かなー」なんて思っていました。

 

そんな私は当時婚約中。

勤めていた会社を8月いっぱいで退社し、彼のいる東京に引っ越すことになっていました。

しかし、5月にまさかの婚約破棄。

辞める事をすでに会社には伝えていたので、9月からただの無職になることが決定しました。

母には会社に訳を説明して戻ったら?と言われ、そうしようかと思っていたのですが、ふと2月に観たあの映画の事が頭をよぎりました。

 

今だ…!

 

当時、26歳。親からの結婚のプレッシャーに負け、無理やりこぎつけた結婚を破棄され、絶望の真っ只中にいた私は、旅に出ることに決めました。